精油が吸収→代謝されるまで

 

精油は

①脂になじみやすい

②分子が小さいため皮膚の角質層もスルリと通過

しするため、血管やリンパ管にまで到達します。そのため脳を含む全身の組織、器官へと運ばれやすいのですね。

皮膚へのトリートメントによる経皮吸収では鼻から脳で感じるよりもダイナミックに心身に影響を与えるのもその理由。

 

精油は体内で様々な化学反応を引き起こしますがしかるべき役目は終えて不要になったものは 尿や便、汗などと混じり体外へと排出されます。

 

ある研究によると、ラベンダー精油を入れたトリートメントオイルを皮膚に塗ったところ、5分以内にその成分が血液中から検出されたという結果が報告されているそうですよ。

 


精油のはたらき

 

鼻で香りを感じると脳に刺激が行き渡り、心に微妙な影響を与えたり、鼻の粘膜から血液に入って作用したりもします。

 

精油には種類によって

 ・テンションを上げる&下げる

 ・痛みを静める、和らげる

 ・血流を促す、筋肉を柔らかくする

 ・消化を促進させる

 ・むくみを除去する 等

さまざまな薬理作用が含まれます。


精油との上手な付き合い方

 

精油の吸収を促進させるためには

・皮膚の水分量が20%以上であること

・体温が少し高めであることがポイントです。

 

優しい手技で心も体も和ぐと自然とお体がお休みのモードに切り替わるため体も温まりやすくなり精油の吸収を高めることにもつながります。

 

逆にストレスを抱えたお体は交感神経が高まり毛細血管の収縮や血流の低下を促すので手足が冷たくなり、免疫力の低下につながることも。

 

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